1 post tagged “kubrick”
ものごころついて憧れだった映画監督スタンリー・キューブリックの映画を「新作ロードショー」というかたちで初めて見たのがこの3時間8分の大作「バリー・リンドン」だった。すでにその当時は「時計仕掛けのオレンジ」とか「2001年宇宙の旅」「博士の異常な愛情」「ロリータ」とかでカリスマ監督の巨匠だったのでとにかく期待しまくりでオーバーヒート状態だった覚えがある。結局合計7回映画館に足を運んで見たのだが(笑)そういう思い出も含めて自分にとってこの映画はキューブリック作品の中でも一番愛着を感じている一本になった。
18世紀を舞台にしたこの映画を撮るためにキューブリックはZeissがNASAのために特別に開発したf0.7のPlanarを使用する許可を得て蝋燭の光だけによるライティングを全編の屋内夜間シーンでおこなった。
今の自分の「絞り開放」写真へのこだわりの原点となった映像体験がこの映画なのは間違いない。