毎度スゴイことをやってくれて驚かされるRADIOHEADのPVですが、今回のは仰天です。
上に貼ってあるビデオを見る前にとりあえずGoogle Codeというところのデモをチェックしてみてください。
こちらのメイキング/技術説明ページを見るとこのPVはGeometric InformaticsとVelodyne LIDARという二つの3次元キャプチャーシステムを使って64個のレーザー光を360度の空間に配置して回転しながら1分間に900回のサンプリングをすることでデータを生成しているようです。
確かVelodyne LIDARは映画「デイ・アフター・トゥモロー」のマンハッタン大洪水のシーンのために街全体を3次元スキャンするのに使われた技術だった気がします。元々大きな景観を3次元スキャンするタメのシステムをこういう形で応用して更に時間軸までキャプチャーしてしまったわけですね。
まさに新しい時代のホログラムの誕生でしょうか・・・・・
気合いを入れて(仕事時間中に)書いてた記事が手元が狂ってぶっ飛んでしまった・・・・
凹みますわぁ・・・・
最悪に後味が悪い映画だが、現実の世界の暴力とはこんなもの・・・
ハリウッド的文法では絶対にタブーとされているような事が平然と起きてしまうこの映画がアメリカ資本でリメイクされた事自体驚きだが、主演のナオミ・ワッツが本作品のエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねているのもスゴイ。
映画や小説の中に観客として「求める」ものがいかに虚構に満ちているのか・・・そういったフィクションに求めるものと同質の「答え」を現実にも求める自分自身について深く考えさせられた。
こちらのアメリカ版は今後日本公開があるのかわかりませんが、オリジナルバージョンについてのYahoo Moviesでのユーザーレビューをチラ見すればどれだけインパクトのある映画かがわかります。
ちなみにこのアメリカ版予告編はキューブリックの『時計じかけのオレンジ』のティーザー予告へのオマージュになっている。
eBayに出品されている初代Noctiluxのプロトタイプなるものを偶然発見。
なんとクロームバージョンです。
一見するとSummicronっぽい・・・・
けどお値段がw
mixi日記と自分のflickr上でフランス発のArt/Fashion/Sub-CultureマガジンDT Magazineの2号に取り上げていただいた件については告知しましたが、このDT Magazineのインターフェースを調べていったら面白いサイトに行き着いたのでちょいとご紹介。
DT Magazineのインターフェース自体は別に今のご時世からすれば特別スゴイ事をやってるわけじゃないですが、200ページ以上にも及ぶ「雑誌」の体裁をフラッシュで綺麗に見せるというのは単純にご苦労様、という気持ちでマガジン内の色々なボタンをクリックしたらissuu.comというサイトに行き着きました。
最初はなにをやっている「会社」なのか判然としなかったのですが、良く見てみると実は上記のDT Magazineはこのissuuというサーバに260ページ分のPDFファイルをアップロードしてあの全ての体裁が自動的に生成されて完成したものらしいのです。
issuuについて良く読んでみるとこのサイト、出版物バージョンのFlickr, Youtubeみたいなことをやってるというワケなのでした。Blurbのような現実の出版物を発行したり販売したりするところまでは想像出来ましたが、このissuuのようなオンラインマガジンの出版ポータルという発想は考えもしなかったので新鮮です。
issuuは現在βバージョンで運営中らしく、全てフリーです。
DT Magazineを出した連中は手元の使い慣れたアプリでレイアウト、デザイン等などを全て完了させて250ページ程度のPDFにまとめてからissuuにアップロードするだけであれを作り上げたというわけです。
雑誌形態だけじゃなく、ブックレットや写真集、画集や文字中心の書籍でもとにかく何でも同じインターフェースで作れちゃって(インターフェースが変えられないのが逆に問題でもありますが)画像等が保護された状態で配布できるわけですからこれはなかなか面白いと思います。
動画、写真、デザイン等自分の手で創造したものを単体でチマチマと発表していく場は今や星の数ほどありますが、自分のHPやブログ等でギャラリー化している場合は別として、こういうissueのようにコンパイルされた形でものを発表・シェアできるというのは何かネット上の新しいインフラの誕生を予感させる気がしました。
REDという安価で超高画質(4K=水平方向の解像度が
4000pixel)な画期的デジタルシネマカメラシステムが業界内で噂になったのは1年半以上前の話でした。ところがREDの製造販売元の会社がどこの
馬の骨ともわからない会社のために映像業界ではあまり評判が芳しくなく、その革命的な価格設定(200万円前後)に関してもガセネタだとかイカサマっぽい
という疑念の方が先行してしまって周囲の映画関係者や技術者は静観するという姿勢を見せるばかりでした。
アップルのプロアプリケーション「Final Cut Pro」での利用事例紹介でいち早くREDのプロトタイプでの映画制作が取り上げられたにも関わらず注目度だけは高いまま実際の商業映画での利用事例が出るまではまだ半信半疑な見方をする人が多いのが現実でした。
そうこうするうちに2009年のNAB(全米放送事業者連盟展示会)ショーに向けてREDが更に進化した形で登場する、というニュースが飛び込んで来ました。
RED自体のラインナップも今までの4KバージョンがRED ONEという名称に変わり、5KバージョンがRED EPIC、3KバージョンがSCARLETというものが新たに加わるようです。
更にREDのホームページ上にはいくつか商業映画での実例がアップされていますが、つい最近公開されていた「JUMPER」という映画は4KのRED ONEで撮影されていたらしいですね。知りませんでした。
その他スティーヴン・ソダーバーグ監督の新作や「ロード・オブ・ザ・リング」「キングコング」のピーター・ジャクソン監督の新作「Crossing the Line」もこのRED ONEのプロトタイプ"BORIS"と"NATASHA"を使った作品のようです。
RED EPICは約400万円、RED ONEは約200万円、SCARLETはなんと約50万円という価格設定です。(いずれも各種オプションは別売り)
5K だの4Kだの3Kという画素数の概念は映画や出版関係に慣れ親しんでいないとわかり辛いかもしれませんが、いわゆるHD(ハイビジョン)方式と言われる映 像の画角は16:9比率で水平方向1920ピクセル、垂直方向1080ピクセルが一般的でこれは一般的に2K程度の情報量となります。2Kというのは水平 方向の1920pixel(dot)を基準にしていて、いわゆる画素数でいうと200万画素ということになります(1920x1080=約 2,000,000)。ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ:エピソードI~III三部作」を始めデビッド・フィンチャーの「ゾディアック」、マイケ ル・マンの「コラテラル」などのいわゆるデジタル撮影シネマは基本的に入り口になるカメラ部の解像度は全てこのフォーマットで撮るのが常識でした。現実に は1920x1080で取り込んだ動画をポストプロダクション処理(CG合成等)での質の劣化を防ぐために倍密処理をかけて4Kサイズに引き伸ばしたうえ で加工からマスタリングをするのですが、IMAX専用コンテンツ等の超高解像度みたいな特殊な条件のものでない限りにおいては映像・映画業界のインフラのスタンダードはあくまでもこの1920x1080が常識になってきていてSONYのCine AltaシステムやPanasonicのVaricamシステム、Thomson GrassValley社のViper Film Streamはいずれもこのスペックでのベストパフォーマンスを狙って数百万〜数千万単位の価格帯設定となっていたのです。(ちなみに「スター・ウォーズ三部作」はSONY Cine Alta、「ゾディアック」と「コラテラル」はViper Film Streamを使っています)
下の図は各画素の単純な比較をしたものですが、これを見るとREDの最低価格(50万円!)のSCARLETでさえ数千万円もするどのシステムよりも優れているのが一目瞭然です。
次 の720pと1080pはいずれもHD(ハイビジョン)方式と言われるもので、地上デジタル放送やBSデジタルハイビジョン、あとは最近のブルーレイのソ フト等は全てこの解像度になります。また上で述べた従来のデジタルシネマの撮影カメラの解像度もこのいずれかになります(CineAltaとViperは 1080p、Varicamは720p)。
3K、4K、5Kがいかに「常識外れ」かがハッキリとわかりますね。
一般的に4Kで800万画素程度の解像度となってこのレベルで初めて劇場用の35mmフィルムと同等解像度になる、と言われています。ポスト・プロダクションからマスタリングでこの4Kが良く使われるのはこのためです。
5Kになって初めて映画撮影の世界が1,000万画素超えするというわけです。
写真方面をやっていると「なんだ、やっと10メガ越えかよ!」という声が聞こえて来る気がしますがw
なんだかズルズルと長い記事になってしまいましたが、最後にBluesさんが本文を完成させる前に画像に入れてくれたコメントに貼られていたムービーがちょっと面白いのでこちらに引用させていただきます。
Octamasという小さなプロダクション(?)がREDを購入後、初めて梱包を開封してセットアップしていく様子をドキュメンタリーしただけのものですが、期待と喜びが素直に伝わってきて清々しいです。
"RED:Mysteries Unveiled HD"
・・・・・REDは映画制作に革命をもたらすと思います。
ひょんなことから某女性ボーカルのPVを見ることになったのですが、これは明らかに数年前に別の女性ボーカルのPVでやってたことのパクリでしょう、と思った次第。
アプローチは違いますが基本のアイディアは恥ずかしいぐらい同じだし、なぜかヘアスタイルまで似てる?
オリジナルの方は広告デザイン界では有名な野田凪が手がけているもので、それだけにひねりが効いたPVに仕上がってます。まぁそもそもこのオリジナルの方のアーティストにしてもかなりこの人のアートワークとかを意識してるとは思っておったのですが・・・ただ、意識はしていてもきちんと咀嚼したうえで自分なりのスタイリングに翻案してる点は好感度があります。
こんなことになってしまうのはアーティストというよりは、その映像やビジュアル戦略に責任を持っているクリエーターの側とそれを取り巻いているレーベルの問題でしょうね。
あらためて「盗作」と「リスペクト」の間に横たわる溝について考えてしまいました・・・・
ローライフレックスカメラの製造元、Franke-Heidecke社のNews Letterとして配信されているe-マガジン"QUADRAT"の創刊第二号に「Urban Poetry」という特集で自分とクラリスの二人が取り上げられました。数週間前にスウェーデンから来日していたUrs BernhardさんとGudrun Thielemannさんの写真家夫婦は実はこのe-マガジンの取材が目的で僕らと行動を共にしておりました。
「QUADRAT」はドイツ語で「正方形」の意。ローライフレックスに限らず「正方形」の写真をキーワードとして凋落しているとされているFranke-Heidecke社を復興活性化させるためにUrs氏が企画を立て、自ら投資をして取材するというスタイルをとったe-マガジンです。
創刊号のQUADRATは「PORTRAITS」という特集で著名人の肖像などで超有名なSteve Pyke氏とラトヴィア生まれの女流写真家Inta Ruka女史がフィーチャーされていて、始めにこの話を持ちかけられた時は正直どうして僕とクラリスが彼らのキャリアとクオリティを引き継いで2号に登場する人材たりえるのか、疑問だらけでしたが、Urs+Gudrun夫妻の心優しくも説得力と自信に満ちた引率でおよそ1週間に及ぶ取材を無事に終えることができました。
QUADRAT誌は年二回の配信を予定していて、次号の第三号は「Landscape」がテーマでかのマイケル・ケンナ氏が登場の予定だとか・・・・
Σ(゚Д゚;)
昨年末頃にアメリカのとある獣医向け医療機器メーカーIDEXXの
クライアント(要するに獣医さん)用冊子の編集を担当する方からメールで連絡があり、
FlickrにアップしているSimonの写真の一枚を表紙に使いたいとの事。
冊子といっても発行部数は数万冊に及ぶらしく、編集担当のクレイグ氏の対応は
非常にプロフェッショナルな印象があったので快く引き受けた。
この冊子の表紙の伝統としてベースとする写真を下書きとして
彼らが契約している女流画家に絵画として仕上げたものを使うということらしく、
自分の写真がどのようにして絵画風に翻案されるのかの興味もあり、出来上がったものを
送ってもらう事と、印刷された冊子をFlickrを始めとするブログに発表させてもらう事を
条件に取引は成立。
それから約3ヶ月程経った今日、帰宅してみるとFedExで送られて来てました。
(^^
こりゃ素晴らしい!
IDEXXという会社は調べてみると日本法人もちゃんとあって、
日本語HPまでしっかりとあるのでした。獣医さん系の間ではそれなりにメジャーなのか?
元の写真と比べてみるとなかなかまた味わいのあるもの・・・
orz... read more
on 凹む